やせ型なのに糖尿病

やせ型なのに糖尿病
まさかの乳癌にもなっちゃった
日々の生活を綴っています

血糖値を上げる!! 危険な “第三の脂肪”

今朝の体重 40.6kg 
昨日の血糖値
朝食後:85  昼食後:137  夕食後:85 (食後2時間値)



知ってましたぁ~? (@_@。 「脂肪膵」って。
私、初めて耳にしました。 脂肪肝なら知ってるけど・・・。(^.^)


最近の研究で、
2型糖尿病患者の膵臓における脂肪沈着が、非糖尿病の人に比べて多いと
わかったそうです。
膵臓への脂肪蓄積を、「脂肪膵」と呼ぶんですね。


中性脂肪には、①皮下脂肪 ②内臓脂肪   に続く  “第三の脂肪”として、
③異所性脂肪 があります。
“場違い脂肪” とも呼ばれています。
異所性脂肪は、皮下脂肪や内臓脂肪の脂肪組織に入りきらなくなった脂肪が
本来たまるはずのない場所に蓄積されたものです。
その場所は、心臓(心臓の周辺、心筋細胞内・外、心外膜周囲)や、
肝臓、『 膵臓 』といった臓器自体やその周囲、さらには筋肉(骨格筋)など
です。


内臓脂肪の蓄積は、血圧異常や脂質代謝異常、
糖尿病の発症の原因ともなる耐糖能異常を引き起こします。


異所性脂肪の蓄積によっても、肝臓や筋肉の慢性炎症が起こったり、
脂肪肝や脂肪膵では、インスリン抵抗性を高め、耐糖能障害、
高インスリン血症、脂質異常症、高血圧症のリスクが重なり、心筋梗塞などの
大血管疾患が起こりやすくなります。


<骨格筋に異所性脂肪がたまると・・・どうなるか?>
骨格筋は食事で摂取した糖質を吸収し、エネルギーとして蓄えています。
しかし、骨格筋に異所性脂肪がたまると、その働きが低下して、
インスリンの働きが悪くなってしまいます。


<異所性脂肪を減らすには>
中性脂肪の蓄積は、最初に皮下脂肪、次に内臓脂肪、そして最後に異所性脂肪
という順番とされています。
この蓄積される順番から、皮下脂肪より内臓脂肪や異所性脂肪のほうが
落としやすいと考えられています。
異所性脂肪を減らすには、内臓脂肪が増えてしまうような食事習慣や運動不足を
改善することが効果的とされています。
2型糖尿病の人に対して、
3000~5000歩程度(平均160kcal)の運動を、2週間行ったところ、
骨格筋細胞内脂質量を約20%も低下できたというのです。


●食事
脂物を控える(肉を赤身肉・魚に変えるなど)
●運動
1日 5000歩~1万歩(徒歩・階段を使うなど)


こうした方法を3日やるだけで異所性脂肪は減るのだそうです。
異所性脂肪の特徴としては、簡単にたまりやすいけれども、
簡単に減らせるという特徴があるそうです。


日本人は欧米人に比べて、皮下脂肪がたまりにくいといわれています。
言い換えると、皮下脂肪組織に脂肪を蓄積する能力が低く、
太りにくい代わりに、内臓脂肪や異所性脂肪が蓄積しやすいのです。


脂肪細胞が多い人は、太ってしまいますが、
反面安全に脂肪を溜め込むことができることを証明しています。


しかし私のように痩せで、なかなか太れない人の場合は、
食べても全然太らない代わりに、脂肪細胞がすぐにいっぱいになり
(脂肪細胞が少ないので、溜められずに)
異所性脂肪が溜まってしまいます。


日本人には、“やせ形糖尿病”が多いと言われており、
その理由としては、欧米人に比べて遺伝的にインスリンの分泌が少なく、
太り過ぎる前に発症してしまうと言われていましたが、
異所性脂肪が原因で病気になっているのかもしれません。


痩せ型の糖尿病って、何かにつけてやっかいだなぁ~ (+_+)



またね。 ~ see you again ~



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